見学者・指導者の声

見学者の声

清水万里子さん(岐阜女子大学非常勤講師・(株)エデュシーズ代表)

 

私は2008年からEICの参観を続けています。毎年様々な視点から英語で過ごす子どもたちの姿を追ってきました。今年のEICはこれまで見たことのないシーンがあり、私は心から感動しました。それは「子どもが自分で考えて自分の言いたいことを人に伝える」という場面を見たときでした。英語で行うには少し難しい活動を子どもたちは目を輝かせながら行っていました。

 

その活動は、私がゲストとなり、旅行社を訪問して、どこへ旅をしたらよいかを相談するのです。私が使った英語は”I want to see famous places.”(有名な場所が見たい)、”I want to visit temples.”(お寺を訪問したい)です。

すると、旅行社ブースにいる子どもたちが相談して、”You should visit Kyoto. Kyoto has many temples. They are very famous.”(京都に行くといいですよ。京都にはたくさんの有名なお寺があります)と言いました。

 

 

 

子どもたちが相手の気持ちを考慮して、自分たちが知っている情報を寄せ集めて、その人の希望に沿う最適の提案をするという活動でした。決まりきったセリフを言う英会話ではなくて、本当の気持ちを英語で伝えることができていたことに驚きました。

 

 

 

 

子どもたちの活動内容はEICの活動を支えているのは「リーダー」と呼ばれるノンネイティブ外国人留学生たちと専任スタッフが知恵を出し合いながら組み立てています。彼らは異なる価値観の中で毎年少しずつ内容をカスタマイズしながら、子どもの知的好奇心、飽くなき探究力、世界で生きていく力、自分の気持ちを伝える力を英語とともに育てています。

折しも小学校での英語教育も熱心に取り組まれている時期ですので、参加する子どもたちの基礎的な英語力やコミュニケーション能力も以前と比べてはるかに上達しています。今後のEICでも子どもたちの知的欲求に対し、更なるコンテンツの発展も考慮しなければいけなくなるでしょう。次回の参観はどんな内容になるのか今からとても楽しみです。

 

2018.11

公文式教室 指導者の声

世界への扉を開ける 

~日々の学習とイマ-ジョン活動~

公文式岡本教室指導者・長船公美先生


「多くの子どもたちにとってEnglish Immersion Camp(EIC)やEnglish Immersion Day(EID)がその後の行動のきっかけになっています」…例えば、2008年のEIC参加がきっかけになったという生徒は、家庭の事情もあり留学は断念したのですが、現在彼は自分の希望がかなえられる日本の大学に入り、多くの国際的プロジェクトで世界中を飛び回っています。ほかにも、英語の環境だけでなくスウェーデンでの留学にチャレンジするような生徒もいますね。

 

日々の学習に関連して言うと「KUMONをやめなかった理由は、KUMON教材の中身に惹かれ続けたから」という生徒がいました。教材で読んだ世界に刺激を受け、彼女は今アメリカの大学で勉強をしています。KUMONの教材の中には科学的・社会的な題材が幾つもあるので、それをきっかけに視野を広げていってほしいんです。文法はその言葉をよりよく理解するための土台ですが、文法力をつけるためだけに英語を学習するのはもったいないですね。

 

「せっかく英語を学ぶのだから、外に目を向けてほしい」…EIDやEICに参加する子どもたちに聞くと、初めは気おくれしていたけれども、最終的には面白かったと言う子が多いですね。小学生のうちに急に留学というものなかなか難しいでしょうから、外に目を向けるきっかけとしてのまず第一歩としてはEICやEIDのような機会を紹介してあげたいと考えています。また、EICのプログラムに含まれていることが多いのですが、子どもは身近な内容であれば環境問題や貧困問題などのテーマでの話もある程度は理解できるでしょうし、興味を持つと思います。全国的にはEICの参加者の中にのちに広島で通訳ガイドをしたり、スリランカで井戸を作ったりしている子もいると聞いています。とても素晴らしいことだと思います。EID/EICが提供している環境のように、多言語の世界の人たちとコミュニケーションする際にも英語が共通言語になることが多いですし、たとえレベルはそれほど高くなくても意思疎通をするために英語は強力なツールになります。

 

KUMONの日々の学習で読む内容とイマ-ジョン活動で出会う体験の相乗効果で、確かな英語力と外に目を向ける姿勢が養われ、将来的には子どもたちが地球社会に貢献できる人材となるよう願っています。